新HSK6級で高得点を取得するための勉強法【レベル&難易度】
この記事の目次
HSKを受けるメリットとHSK6級を持つメリット
HSKを受けるメリット
HSKは中国政府が認定している試験です。
世界中の国々で、中国語の基準として公式に認可されている試験で、114の国と地域で認められている中国語の資格になります。
私たち日本人がビジネスや旅行等で行く国のほとんどは、この基準で中国語のレベルを評価されます。
HSKに合格していると転職や就職の際に有利になることもあり、例えば大手の航空会社などでもHSKを採用条件の一つにしたりしています。
私立学校の入学試験でもHSK取得による優遇措置がある学校も少なくないのです。
近年、中国の経済成長により、ますます中国語の需要が増えてきたように思います。
学習の目安としてだけでなく、就職や転職、スキルアップなど多方面で役に立つ資格の一つだと思います。
ぜひ取得を試みてはいかがでしょうか?
HSK6級を持つメリット
HSK試験の中で、もっとも難易度の高い級がこの6級。
5級では中国に住んで日常生活できるレベルで、ざっくり言うと「外国人が中国で生活できるレベル」です。
しかし、6級の試験は「中国人の高校受験レベル」です。
つまり、話せるだけでなく、これから社会に入って行くための準備、中国で生活し中国企業に就職するための準備を整え、中国人と同じ土俵で戦うための語学力が求められます。
HSK公式サイトでは、
HSK6級は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストです。中国語の音声情報や文字情報を不自由なく理解することができ、自分の意見や見解を流暢な中国語で口頭または書面にて表現することができる」ことが求められます。
と表記しています。
6級は5級で求められた以下の能力をさらに厳しく審査されます。
・新聞や雑誌が読める=読解力
・中国の映画やテレビを鑑賞できる=リスニング
・中国語でスピーチができる=会話力
これらに加え、一番厄介なのがこちら。
・中国語を文章で説明できる(書ける)=筆記力
6級では、400文字の作文ができる「筆記力」が必要です。
今までの級でも作文問題はありますが、せいぜい80文字程度。
これだけでも6級の難易度が伺えると思います。
しかし、将来中国に住んで中国で就職したいと思っていらっしゃるなら、HSK6級には絶対にチャレンジするべきです!
ちなみに、取得スコアによって用途の幅も広がります。
もちろん高得点ほど有用な資格として認められますよ。
例えば、通訳案内士の資格試験を受験される際、HSK6級180点以上獲得していれば中国語試験が免除されます。
また、北京大学に留学する際は、HSK6級210点以上が求められます。
ですから、将来中国語を自分の武器として役立てたい場合は、HSK6級で少なくても合格ラインとされる180点以上を取得しておくべきでしょう!
HSK6級は「ネイティブレベル」
HSK6級の難易度
ここで今一度HSK6級が求められるレベルを思い出してみましょう!
HSK6級は「受験生の日常中国語の応用能力を判定するテスト。中国語の音声情報や文字情報を不自由なく理解することができ、自分の意見や見解を流暢な中国語で口頭または書面にて表現することができる」ことが求められます。
とHSKの公式ホームページに記載されています。
分かりやすく言うと、中国での日常生活はもちろん、さらに中国の会社で働いても周りの中国人と遜色ない事。
つまり、外国人なのに中国人と変わらない語学レベル、「ネイティブレベル」である事が求められるという事です。
これには「読解力」「リスニング」「会話力」「筆記力」の全てをクリアしている必要があります。
語彙力も5級では2500でしたが、6級は倍の5000語が目安になります。
さらに、今までの級と大きく違うのが「筆記力」、つまり「書ける」ことが求められます。
HSK6級で高得点を取得したいなら、語彙力を増やすことと書く力をまず特訓しましょう!
語彙数:5000語程度の常用単語
配点はそれぞれ100点。合計300点満点となります。
HSK6級は合否がありません。スコア形式となります。
もちろん高いスコアほど評価が高いです。
ただし、目安として6割(180点)以上のスコアで6級の能力を有していると判定する事ができるので6割を超えていれば合格と言えるでしょう。
HSKは中検よりも内容が比較的に簡単だと言われており、
合格基準も6割と中検に比べて合格しやすいため、受験者の数も圧倒的に多いのです。
HSK6級は中検の2級〜準1級ほどのレベルだと言われています。
それでも、6級はHSKの最高級でもあり、上級者レベルですので、しっかり対策しておく必要があるでしょう。
ちゃんと対策をすれば、高得点を狙うことも難しくないと思いますよ。
日々の学習はもちろんですが、問題の傾向や出題形式などもきちんとと理解しておきましょう!
HSK6級の問題は長文読解や作文もあります。
特に最後の作文問題は1問で100点を占めているので、リスニングや読解だけでなく、「中国語を書く」こともしっかりと対策する必要があります!
正しく中国語を書ける特訓をしておくと良いでしょう。
それでは具体的な試験対策と勉強法を紹介していきます。
HSK6級で高得点を取得するための試験対策・勉強法
この級は「常に時間との勝負」を心がけましょう!
HSK6級が他の級と大きく違うのが、問題の難易度が大きく上がるのに解答時間が少ないところです。
各セクションが終わるとそのセクションの解答用紙はその時点で回収されます。
1問ずつじっくり解いている時間もないし、あとで戻ってやり直す事もできません。
ほぼ即答で解答しなければタイムオーバーになります。
これを基礎とした上で、一つずつのセクションの試験対策を見てあなたの勉強法に取り入れてみてください。
「リスニング」はまず中国語「耳」を作ろう!
HSK6級のリスニングはネイティブレベルの聞き取りが出来ないと難しいと言われています。
問題は全部で50問ですが、このセクションで用意されている時間は約35分。
そして問題放送が終了した後、解答用紙に記入する時間として5分間与えられます。
音声は1回しか流れず、各問題の間隔はおよそ15秒ほど。
この15秒の間に正解を導き出しマークシートを塗りつぶさなければならない。
冒頭で説明した通り、時間との勝負です。
問題を聞いて、理解するだけでなく即答で正解を導き出す判断力が欠かせません。
何より大事なのは、問題を聞いた瞬間に理解すること。
これをクリアできないと当然、正解にはたどり着けませんよね?
ですから、HSK6級のリスニングをクリアするためには、まず中国語を正確に聞き取れる「耳」が必要です。
普段から中国語を頻繁に「聞く」練習をしましょう。
今はネットで中国語の動画(ニュース、バラエティ番組、ドラマ、映画など)なんでも簡単に視聴する事ができます。
テレビ番組はネイティブが普段しゃべっているスピードで話していますので、HSK6級で流れるリスニング問題のスピード感を掴む事もできますよ!
中国の番組は基本的に中国語字幕が表示されるため、たくさん視聴する事で語彙力アップにも繋がります。
大前提として、まずは「耳」を鍛えておきましょう。
問題を解く以前に、聞いても分からなければ意味がありません。
これだけは短期間で習得できるものではありませんので、
普段から少しずつでもいいので「続ける努力」が必要ですよ。
2.分からない問題が出ても、考えすぎは禁物!
リスニング音声は一度流れたら終わりまで止まりません。
聞き逃してももう一度聞く事もできなければ、次の問題は流れ続けます。
そのため、そこで考えすぎてしまうと次の問題まで聞き逃してしまうことになります。
考えすぎて止まってしまうことにならないよう心がけましょう。
3.選択肢を先に読める余裕を作ろう!
リスニング試験は最初にお知らせのような放送が1分ほど流れてから問題に移ります。
その放送が流れている時に、最初の1、2問くらいの選択肢を先に見ておきましょう。
そうする事で、要点を掴んで聞く事ができるので、あとで解答する時の時間節約になります。
そして、問題文を聞きながら選択肢から不正解を切り捨てて行くと、
問題文の放送が終わる頃には正解を導き出せています。
そうなれば、本来解答のために与えられた15秒は次の問題の選択肢を見る時間に回せるので、
これが出来るように訓練しましょう。
4.素早く切り替えられるスイッチを付けましょう!
ポイント1でもお伝えしたように、リスニング問題の音声は流れ続けます。
分からない問題に当たっても、音声は待ってくれません。
素早く切り替えて次の問題に移れるよう習慣付けておきましょう。
「読解問題」は常に時間を意識しよう!
日本人にとって一番点数を稼げる「読解問題」で高得点を獲得する事で、苦手な分野をカバーしましょう!
読解問題は全部で50問、100点満点です。
ここのセクションで80点を目指しましょう!
そうする事で、残りの二セクションで合わせて80点取ればひとまずは合格ラインに届きます。
ただし、読解問題で80点を取るのは簡単な事ではありません。
このセクションは「時間との勝負」です。
読解問題に与えられた解答時間は50分、つまり1分に1問解かなければいけません。
6級はそれなりに問題文も長い上、難易度も高いので、
1問ずつ時間かけて解きたいところですが、それが出来ないのが最大の難点。
ですので、一語一句読んでいる暇はありません。
まずは与えられている選択肢を見るようにしましょう。
そうすることで、見るべき問題文の範囲を定めることができます。
要所のみを捉えながら素早く正解を導き出す練習が必要になります。
自宅でも必ずタイマーをセットして過去問などを解くようにしましょう。
2.まず選択肢を読む癖を付けよう!
これはリスニングにも共通することですが、いきなり問題文を読むのではなく、
選択肢を先に把握することで本文の「必要部分」だけを読むことができます。
結果的に解答時の時間節約に繋がるはずです。
3.問題文は一語一句読もうとせず、読むべき範囲を見極めよう!
先ほどの「選択肢を先に読む」ことで、本文を一語一句読む必要が無くなります。
HSK6級の問題文はそれなりに長いので、すべてを読んでいたら1分では到底足りません。
そのため、選択肢を先に把握し、読むべき範囲を見極める必要があります。
試験前対策の時点で、このやり方を習慣付けておきましょう。
4.分からないものは一旦飛ばして先に進もう!
そこで詰まっているとどんどん時間がなくなって行きます。
どうしても分からなければ一旦先に進めましょう。
ただし、自分が思う答えでまず解答しておいてください。空欄が一番NGです。
50問すべて解き終わった後に時間が余れば、
戻ってじっくり考えて正解を導き出しましょう。
HSK6級で最大の難関「作文問題」
HSK5級でも作文問題はありましたが、6級は訳が違います。
6級の作文は1000文字程度の文章を400文字くらいに短縮する「要約問題」です。
ここで一番難しいのは、問題用紙が回収されてしまう事。
まず文章が書かれた問題用紙が配られ、10分間読む時間が与えられます。
しかし、メモを取る事は禁止されているので、なるべく何度も読み文章の内容を記憶しなければいけません。
問題用紙が回収された後、解答時間として35分間与えられます。
先ほど読んだ文章を400文字程度に要約して自分なりの言葉で文章を作って行きます。
問題文は1000文字程度なので、すべてを10分で記憶をするのは現実的に厳しいですよね。
まずはざっと全文を読み、その中でキーと思う部分を繰り返し読むようにしましょう。
さらに、重要な「単語」を記憶しておきましょう。
2.記憶が鮮明なうちに、覚えた「単語」を書き留めましょう!
解答時間になったら、いきなり解答用紙に文章を書き始めるのではなく、
記憶がまだ鮮明なうちにキーとなる単語を「メモ」しておきましょう。
そうすれば、文章を作っている間に忘れてしまってもメモを見れば思い出すことができます。
3.漢字のケアレスミスをなくしましょう!
HSKで出題されるのはすべて「簡体字」になります。
今までの級でも簡体字を書くことはありますが、6級は特にこのセクションで「書く」ことを求められます。
日本人にとって漢字は見慣れたものだからこそ、中国語を習う上で大きな武器でもあり、「落とし穴」でもあります。
と言うのは、簡体字は日本で使っている漢字を簡略化したものです。
全く同じものもありますが、微妙に違うものも多いです。
例えば、「時」は簡体字で「时」と書くので、微妙ですが違いますよね?
このように微妙に違う漢字は、日本に長く住んでいるネイティブでもよく間違えます。
なので、文章を書き終えたあとに必ず読み直してチェックをしてください。
一つ一つの漢字が「正しく」書けているかどうかを読み直す時間を必ず残しておきましょう。
漢字を間違えると減点されますので、「ケアレスミス」で減点されるのはとても勿体無いから気を付けたいポイントです。
4.問題文をしっかり読もう!
要約&作文問題なので、意外に問題文をおろそかにしがちですが、ここにも大きな落とし穴があります。
問題文にはすごく大事な一文があり、このように記述があります。
「标题自拟。只需复述文章内容,不需加入自己的观点。」
(和訳:タイトルを自分で付け、文章の内容をそのまま記述しなさい。自分の観点を入れる必要はありません。)
このセクションで見落としがちなのが「タイトル」です。
付け忘れる事が多いので、忘れないようにしましょう。
また、文章の内容を脚色せずそのまま記述することが求められています。
自分の感想や視点を入れて作文してしまいがちなので、この点も気を付けたいですね。
HSK6級は闇雲に問題集を解きまくるだけでは、ハイスコアを獲得するのは難しいでしょう。
各セクションの対策をしっかり立て、順序よく試験対策をしていく必要があります。
これらを踏まえた上で、実際の過去問を各パート別に問題構成と練習問題を見ていきましょう。
HSK6級の問題構成と練習問題(リスニング編)【听力】
リスニング問題は3つのパートに分かれています。
合計50問で満点が100点になります。
放送時間はおよそ35分間で各問題1回しか放送されません。
聞き逃しても放送はどんどん進んでいきますので、集中力と判断力が問われます。
パート1(15問)
文の内容に関する問題
短文が放送され、その内容と一致するものを4つの選択肢から選ぶ問題となっています。
選択肢:
A.洞庭湖是人工湖
B.描写岳阳楼的诗很多
C.杜甫主持修建了岳阳楼
D.洞庭湖与岳阳楼相距800里
正解:B
パート2(15問)
会話の内容に関する問題
2人の短い会話とその内容に関する複数の問いが放送される。
問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ問題となっています。
16の選択肢:
A.色彩选择
B.空间把握
C.材质选取
D.家具摆放
17の選択肢:
A.统一设计标准
B.设计应强调个性
C.设计前要测量高度
D.设计应符合客户的需求
18の選択肢:
A.室内采光
B.客户评价
C.家具整体搭配
D.居住者的身心体验
19の選択肢:
A.轻松温暖
B.逃避现实
C.充满回忆
D.精心装饰
20の選択肢:
A.创新意识强
B.作品很受欢迎
C.有自己的设计公司
D.擅长古典风格的设计
正解:
16.B 17.D 18.D 19.A 20.B
パート3(20問)
長文の内容に関する問題
まとまった長さの問題文と、その内容に関する複数の問いが放送される。
問いの答えとして正しいものを4つの選択肢から選ぶ問題となっています。
31の選択肢:
A.花期长
B.叶子大
C.需水量小
D.能结果实
32の選択肢:
A.很粗壮
B.与根部相连
C.可聚集养分
D.会散发气味
33の選択肢:
A.输送水分
B.吸收阳光
C.减少蒸发
D.抵御严寒
正解:31.B 32.B 33.A
HSK6級の問題構成と練習問題(リーディング編)【阅读】
リーディング問題は4つのパートに分かれています。
合計50問で満点が100点になります。
制限時間は50分です。
パート1(10問)
誤りのある文を選択する問題
語句や文法上の間違いがある文を4つの選択肢から選ぶ問題となっています。
B. 选择旅游淡季出行是一个好主意,因此可以使我们在门票,住宿和交通等方面享受到更多优惠。
C. 红细胞是人体血液中数量最多的一种细胞,它的主要作用是将氧气从肺部输送到身体的各个组织中去。
D. 中国戏曲艺术之所以能够得到传承和发展,并在世界三大艺术体系中独树一帜,主要在于它不固守传统,能在继承中不断创新。
正解:B
パート2(10問)
空所補充問題
文中の空所部分に、4つの選択肢から適切な単語の組み合わせを補い、意味の通る文を作る問題となっています。
果汁并不能完全 水果。首先,在捣碎和压榨的过程中,水果中的某些维生素会因氧化而 。
其次,果汁中添加的甜味剂,防腐剂等 ,必然会降低果汁的营养 。
另外,加热灭菌的 也会破坏水果的营养成分。
選択肢:
A. 代表 消失 因素 分量 策略
B. 代理 损失 事物 数量 方案
C. 代替 流失 物质 含量 方法
D. 替换 丧失 元素 重量 途径
正解:C
パート3(10問)
空所補充問題
長文中の空所部分に5つの選択肢からそれぞれ1つずつ適切な文を補い、意味の通る文章を作る問題となっています。
彩虹桥建于南宋1137年,全长140米,是中国历史最悠久,保存最完整,设计最科学的一座廊桥,被众多媒体誉为“中国最美的廊桥”。
彩虹桥的桥面是木质的, 1 ,所以无法永久保存。考虑到将来的维修问题,设计者在建造桥梁的时候,仅做到了厚重,结实和易于维修。整座桥没有精美的装饰,做工略显粗糙。 2 ,800多年来,历代的工匠们都成功地对其进行过维修。这充分体现了工艺越简单,实用,就越容易传承与延续。
彩虹桥建在婺源清华村与毕家墩之间最宽的河面上,这是因为河面越宽, 3 ,对桥的冲击力也较小。桥墩之间的距离,是根据河水的流速设定的,流速越大的地方,墩距也越大, 4 ,而半船形的桥墩本身也可以分解洪水的冲击力。
中国古人非常讲究建筑与山水之间的和谐, 5 。彩虹桥两旁景色如画,桥的上游是笔架山,下游是一道石坝,整座桥与村落,青山,碧水构成了一幅优美的山水画,尤其是在晨雾,细雨,月色的映衬下,更富有诗情画意。
選択肢:
A.追求人,建筑与山水合而为一的境界
B.有自然腐化的危险
C.这样有利于泄洪和保护桥梁
D.正是由于该桥构造简单
E.水流速度就越缓
正解:
1. B 2. D 3. E 4. C 5. A
パート4(20問)
長文読解問題
長文とその内容に関する複数の問いが与えられており、問いの答えとして正しいものをそれぞれ4つの選択肢から選ぶ問題となっています。
文章:
纸一直是人类最主要的阅读载体。但随着电子艺术的兴起,特别是网络的发展,纸质媒体逐渐暴露出信息量有限等缺点。
电子纸的出现大大地方便了人们的阅读。电子纸是利用电泳显示技术原理发明而成的,之所以也被称为“纸”,是因为它可以最大限度地模拟传统纸张的功能。目前的电子纸在厚薄,质感及外观上已经非常接近传统纸张,并且初具传统纸张的一些特性,如:亮度和分辨率较高,可在自然光下阅读;视角广,可从各种角度阅读;重量轻,便于移动阅读等。此外,电子纸还具有传统纸张不具备的优点:它能随意存取大量的阅读材料,并可以反复使用;还可根据用户需要,调节字体大小;在电子纸上写入东西时,人们不仅可以用手直接写入,还可使用复制粘贴的方法。
虽然有上述诸多优点,但目前电子纸的功能还不够完善:一是它只能显示黑白内容,不能呈现更加丰富多彩的视觉效果;二是不能很好地实现柔性显示,即不可以随意弯曲或折叠;三是反应速度慢,一般来说,电子纸的反应时间大约为100-500毫秒,这就意味着电子纸无法显示连续的画面。
即便如此,电子纸的出现还是给人们的生活带来了巨大影响:海量的阅读材料可以一直带在身边,随时翻阅;老年人和有视觉障碍的人可以随意调节字体大小,使其达到最佳的阅览效果等。另外,这种新技术也带来了很多有益社会的影响:首先是大大降低了传统纸张的使用量,减少了树木的砍伐量,节能环保;其次是节省了报刊,杂志等传统纸质媒体发行和运输的费用。可以说,电子纸的出现翻开了数字化生活崭新的一页。
問題1:根据第1段,传统纸质媒体:
印刷不清晰
生产过程复杂
不能循环使用
承载的信息有限
問題2:电子纸为什么被称为“纸”?
携带方便
用纸质材料制成
具备传统纸张的一些特点
制作工艺与传统纸张的相似
問題3:目前,电子纸有什么缺点?
耗电量大
反应速度慢
回收时易造成污染
很容易被弯曲折坏
問題4:第4段主要谈的是:
阅读改变生活
电子纸带来的影响
如何拓展电子纸的应用
电子纸艺术的最新进展
正解:
問題1. D 問題2. C 問題3. B 問題4. B
HSK6級の問題構成(ライティング編)【作文】
HSK6級のライティング問題は1問のみで満点が100点になります。
与えられた文章を読み、400字程度で要約する問題となっています。
制限時間は読む時間が10分与えられ、作文時間が35分、計45分です。
対策部分でも説明しましたが、文章を読み始める前に、
問題用紙に書かれている注意書きもしっかり読むようにしましょう。
実際の問題用紙にはこのように書かれています。
(1)仔细阅读下面这篇文章,时间为10分钟,阅读时不能抄写,记录。
(2)10分钟后,监考收回阅读材料,请你将这篇文章缩写成一篇短文,时间为35分钟。
(3)标题自拟。只需复述文章内容,不需加入自己的观点。
(4)字数为400左右。
(5)请把作文直接写在答题卡上。
出題される問題は過去問などを参考にしてみてください。
およそ1000文字前後の長文が問題用紙に記載されています。
それを読んで理解するだけでなく、400文字にまとめなければならないので、ネイティブでも100点を取得するのは至難の技。
一般的にこのセクションで70点以上取れればハイスコアと呼べるでしょう。
このセクションは普段の鍛錬あるのみですので、
とにかく中国語の「読む」「書く」力を普段からコツコツ練習しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
HSK6級でハイスコアを取得できれば、あなたの中国語は「ネイティブレベル」と言えます。
現地での生活はもちろん、就職も可能でしょう。
逆に言えば、今後中国圏での生活をお考えなら、HSK6級は必須です。
簡単にハイスコアを取れる試験ではありませんが、しっかりと対策を立て、正しいプロセスで学習できるようになればHSK6級は決して遠いものではありません。
この記事を活用して頂き、しっかり試験対策をすることで、
必ずHSK6級で高得点を狙えるでしょう!
知りチャイナもあなたの合格を応援しています。
加油!
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※この記事で使用している例題はすべてHSK公式問題集より抜粋しております。