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絵本を使った意外な中国語の勉強法【音声付き】

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絵本を使った中国語勉強法のメリット


中国語初心者も気負うことなくできるものとして、「中国語の絵本」を使った勉強法がおすすめです。
絵本は短い文章が多く、子供向けに作られていてページ数が少ないので、挫折することなく最後まで読めるのです。

中国で「絵本」というと、以前は故事成語や啓蒙的なものが人気で、日本人が想像するいわゆる「絵本」は存在しませんでした。
最近では心や愛情を育てるような作品が人気になってきて、中国の絵本の世界にも少しずつ変化が見られます。
日本語に翻訳された中国の絵本もありますよ!

日本の絵本の中国語版の場合、子供の頃に読んだことがあって、親しみがありますよね。
中国語の絵本を読めば読むほど、単語はもちろん慣用句や文法がどんどんインプットされますので、後は実際にアウトプットすれば、中国語は自然と身についていきます。

中国語で絵本を読めるようになると、中文に抵抗がなくなります。
すると今度は中国語の書籍や新聞が読めるようになる。
中国語のサイトを楽しめる。
中国映画やドラマも理解できるようになる。
できることがどんどん増えていきます。
気づいたら中国語があなたの日常生活の一部になっていますよ!

 

どうして絵本だと勉強しやすいのか?


絵本を1冊読むのはせいぜい5分ぐらいです。
1日5分の勉強なら、続けられそうな気がしませんか?

絵本は子供向けに作られているため、言葉や話がわかりやすいです。
言葉が完全にわからなくても、イラストを見ながらストーリーの推測がつくところがいいですよね。

同じフレーズの繰り返しや韻を踏んでいると、リズミカルに読めて、耳にスーッと入ってくるので心地いいです。
絵本の短い簡単な言い回しは、中国語のリズムや感性を身につけるのにうってつけなのです!
また、絵本を読むことで感性が磨かれ、心が安定するといわれています。

中国語は音を聞いたときに、どの漢字なのかを瞬時に推理できないと、中国語のコミュニケーションは上手くいきません。
中国人とのつきあいにおいても、相手の立場に立ち、相手の気持ちを理解し、感情を分かち合うことがとても大事です。

その後の展開を想像しやすい絵本は、中国語学習に必要な想像力や考察力を身に付けるのにも良いでしょう。
「生の中国語」に触れる事で、中国語で理解する感覚も徐々に養われていきますよ。

 

中国語を絵本で勉強する前に「大切なこと」


子供が言葉を覚えるときに、幼児期の絵本の読み聞かせが大切だといわれます。
語彙が増えるように、お母さんがたくさん話しかけますよね。
このように愛情で満たされた状態で、中国語学習を始めるのが大切なのです。

というのも、自分の力を発揮するには、心が安定しているかどうかが大きいからです。
内面的な安定感や安心感がないままでは、自分の内側からの強い興味やモチベーションが湧かず、本当の学びにはつながりにくい。

心が健全に満たされると自己肯定感が高まり、内面的な安定感や安心感の基盤になり、自分に自信がついてきますよ。
絵本は大人の心の安定にも良いです。

中国語のレベルが上がり、レベルが高い環境に入ったときに、「自分はダメだ」と思ってしまう原因の一つに、自己肯定感の低さと自信のなさがあります。

中国語学習意欲を持ち続けるには、「自己肯定感」と「私にはできる」と思う必要があります。
自己肯定感を高めるうえで最も大切なことは、ダメな部分も含めて、ありのままの自分を認めることです。

「70点は不合格だからダメ」と数字だけで評価していると、心には結果を出さなければという焦りの気持ちが生じてしまいます。
出来ないことばかり考えていると、優秀な人でも、自分は出来ないという劣等感が根付いてしまいます。

そうならないためには、結果ではなく、中国語学習を頑張って取り組んでいる姿勢や、勉強内容に注目して、自分自身を労うことです。
以前の自分と比べて、少しでもできるようになったことを評価してあげる事が大切と言えます。

 

絵本で勉強する中国語の「5つのポイント」


まずはひたすら丸覚えすることです。
イラストが多い子供向けの絵本なんて、すぐに覚えられると、みなさん思いがちですが、絵本の最初から最後まで、一字一句間違えずに暗唱できますか?

どんな絵本でもいいので、まずはシンプルで簡単なものを1冊選んで、全文暗記してみることです。
「本当にこの話がわかった!」「中国語で説明できる!」という感覚をつかみましょう。

勉強方法のポイントは以下の通りです。

1.自分の知っている話の絵本を選ぶ
馴染みのある話、好きな話の方がとっつきやすいですよね。

2.同じ絵本を何度も繰り返し読む
繰り返して読むことで、自然に中国語の単語やフレーズを覚えられます。
完全に覚えるまで、何度も何度も同じ絵本を読みましょう。

3.五感をフル活用する
絵本のイラストや中国語の漢字を見ながら、想像してみましょう。
寒い感覚、海の臭い、葉っぱを踏んだ音、派手な色の洋服、うれしい気持ちなどなど。
五感を総動員して記憶すると、脳内の様々な部分が活性化されるので記憶されやすいのです。

4.絵本のイラストや内容に対して、質問やコメントをしながら読む。
絵本をきっかけに会話を始めていく感じで、「猫はどこに行ったの?」「りんごがおいしいね」などと中国語で話してみましょう。

この練習を続けていると、すぐにフレーズが浮かぶようになり、会話が一問一答で終わらず、言いたいことがスラスラ浮かぶようになってきます。

そうなると、「向上している自分」「頑張っている自分」を感じることができ、「自分はOKだ」という自己肯定感、「自分はできる」という気持ちを持つことができます。

5.いつでもどこでも読む習慣をつける
三日坊主にならないためには、いつでも読むクセをつけることです。
電車を待つ時間に読む。就寝前、レストランの待ち時間など…。
工夫さえすれば、絵本はどこでも読めます。

毎日絵本を1冊読むのは、習慣になると簡単に出来てしまうものです。
まずは楽しく読むことを忘れずに!

それでは、今回は実際に日本でも有名な絵本『ぐりとぐら』を読んでみましょう。

 

中国語版『ぐりとぐら』を読んでみよう!


みなさんも読んだことがある『ぐりとぐら』。
1963年に発表されて以来、世代を越えて世界各国で親しまれています。
中国語版は『古利和古拉 gǔ lì hé gǔ lā』というタイトルです。
それでは、日中対訳文を見てみましょう。

【日本語】
野ねずみのぐりとぐらは
大きなかごを持って森の奥に出かけました。

ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうりすること たべること
ぐり ぐら ぐり ぐら

【中国語】


田鼠古利和古拉提着大篮子到树林里去。
他们一辺走一辺唱:

我们的名字叫古利 叫古拉
在这世界上 最最喜欢啥
做好吃的 吃好吃的
古利 古拉 古利 古拉

 

【日本語】
「どんぐりをかごいっぱい拾ったら、
お砂糖をたっぷり入れて煮ようね。」

「栗をかごいっぱい拾ったら、
柔らかくゆでて、クリームにしようね。」
と2匹が話しながら行くと…
まあ!道の真ん中にとても大きなたまごが落ちていました。

「やあ、なんて大きなたまごだろう。
お月様ぐらいの目玉焼きができるぞ。」
と、ぐりが言いました。

「ぼくらのベッドより、もっと厚くて、
フワフワの卵焼きができるぞ」
と、ぐらが言いました。

「それよりも、カステラがいいや。
朝から晩まで食べても、
まだ残るぐらいの大きいカステラができるよ。」
とぐりが言うと、

「そいつがいいや。」
と、ぐらも賛成しました。

【中国語】


“要是捡到满满一篮橡子的话,就放好多好多糖,煮得甜甜的。“
“要是捡到满满一篮栗子的话,就做栗子酱,煮得软软的。”
他俩一边说着一边走,忽然……
哎呀! 路中间有一个好大好大的――

大鸡蛋!
“哎,多大的大鸡蛋啊!
可以煎一个月亮那么大的荷包蛋。“
古利说。
“能做一个比咱们的床还厚、还松软的鸡蛋卷。“
古拉说。

“还不如做个蛋糕更好。
能做一个从早上吃到晩上也吃不完的大蛋糕呀。“
古利这么一讲,
古拉也赞成,说: “这个主意好。”

 

まとめ


いかがでしたか?
絵本で中国語の勉強?
と思うかもしれませんが、絵本といえど内容は全て中国語で書かれています。
初心者にとっては、一般のテキストよりも抵抗なく入り込める教科書なのです。
中級以上の方にとっては、自分の中国語力を測る良いツールになります。

スラスラと中国語の絵本が読めるようになったらあなたも中国語中級者の仲間入りと言えるでしょう!

中国語で絵本を読めるようになると、中文に抵抗がなくなります。
そうなると、中国語のサイトを楽しんだり、中国映画やドラマも理解できるようになる日も近づくことでしょう。
ステップアップして行く中で、絵本は中国語への抵抗を無くすとても良いツールとなります。
あなたも、好きな絵本の中国語版を見つけて、ぜひ読んでみてくださいね。

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ライター紹介 ライター一覧

愛玉(アイユー)

愛玉(アイユー)

横浜出身のアラフォー

香港映画にはまったのを機に、大学では中国文化を専攻、香港大学に短期留学する。卒業後は中国語書籍の編集、出版業界で働く。

食いしん坊や医食同源への興味が高じて、国際薬膳師の資格を取得。

海外では、よく台湾人と間違えられる。

好きな俳優は梁朝偉。

語学学習はライフワーク!中国語のレベルはノーコメントです(苦笑 
みなさんの中国語学習に役立つ、さまざまな情報を配信していきますので、よろしくお願いいたします。

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