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就職や転職に役立つ「中国語検定3級」に合格するための勉強法

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中検3級は簡単な日常会話マスターレベル。しかし…!


中検3級の難易度

4級で基礎をマスターできたレベル。
3級は、基礎をマスターした上で、簡単な日常会話なら話せるレベルです。
大学に入学して初めて中国語を習った人が、
2年間かけて習得できる力が3級相当になります。

そう考えるとそれほど難しくないな。
英検3級くらいかなと思いますよね。

 

中検3級の合格率

その合格率は30%前後だとされています。
4級の合格率が60%前後なのに対し、
合格率がいきなり半減します。

英検3級と同じくらいと考えて受験すると
大変なことになる中検3級。
4級と3級の間に何があるというの…?

実は、皆さんが合格できるか否かの分かれ目は、
「中国語の日常会話がどのようなものかを知っているか否か」
にあるのです。

それってどういうことなの?
ではさっそく、3級の問題を分析してみましょう。

 

中国語検定3級のリスニングで求められる力

リスニング問題は大きく2つのジャンルに分けられます。

 

出題形式その1

10題から構成されています。
1~5は簡単な質問に対する答えとして、
正しいものを4つの選択肢から1つ選ぶという
4級とさほど変わらない内容です。

6~10は、AとBの2人の対話を聴き、
Bの発話に続くAの言葉を4つの選択肢から選ぶというもの。
最初の2人の会話で何の話をしているのかを聞き取り
Bが答えとして何を求めているかを聞き取るという2つの力が求められます。
4級のように単語さえ覚えていればというわけにもいかなくなってきますね。

 

出題形式その2

1~5と、6~10の前半と後半に分かれます。
2人、もしくは1人による中国語の会話やスピーチが流されます。

それから、1~5まで、音声によって問題文・選択肢が流されます。
続いて、2人もしくは1人による中国語の会話やスピーチが回流されます。

6~10までは選択肢だけが音声で流されます。
その問題文は問題用紙に記載されています。

会話やスピーチが流れている間は、
問題用紙のメモ欄に聞き取れた単語をメモしましょう。
「誰」「どこで」「いつ」「~した」というような
5W1H1をおさえることがポイントです!
前半の5問よりも後半の5問の方が、
問題文が記載されている分何が問われているのかをおさえやすいでしょう。

 

中検3級と4級の徹底的な違い


こうして見ると4級のリスニングに毛が生えたくらいの難易度に思えますよね。
しかし、実際はそんな生易しいものではありません。
恐ろしいのはそのスピードです。
4級と比べて体感1.5倍くらいは速いです。
このギャップにより脱落する人が多いといえるでしょう。
市販の問題集のスピードよりも速いという声も挙がっているほどです。

でも、よく考えてみてください。
まず、本場中国で中国語を話している人々の会話のスピードを思い浮かべてみましょう。
いかがですか?
そんなものなのですよ、中国語の日常会話というのは。

中国人同士の会話スピードがわからない!
という方はぜひ、中国語のドラマや映画を観てみてください。
これを知らなければ、リスニングには歯が立ちません。

 

 

中国語検定3級のライティングで求められる力


ライティング問題は5つのジャンルから構成されています。
当然ですが、4級よりも多くの言葉、
助詞、長い文章を読み取る力、
中国語による作文能力が求められます。

 

出題形式その1

発音(声調)とピンイン表記に関する問題です。
1~5は、2文字で構成される単語4つのうち、
声調の組み合わせが異なるもの、もしくは同じものを1つ選ぶ選択問題。

6~10は、2文字で構成される単語のピンイン表記として
正しいものを4つの選択肢から1つ選ぶ選択問題です。

出題形式その2

空欄補充が10題。
日本語の「てにをは」にあたる、
中国語の助詞や接続詞
物を数えるときの単位などを4つの選択肢から選ぶ選択問題。

 

出題形式その3

1~5と6~10の前半と後半に分けられています。
前半は提示された短文の日本語を中国語訳した時、
正しいものを4つの選択肢から選ぶ問題。

後半は抜き取られた4つの単語を正しい順序に並び替え
指定された箇所にあたる選択肢を答える問題です。

いずれも、日本語でいうところの「てにをは」を
正しく理解しているかをはかるのと同時に、
中国語の語順を理解できているかを問う問題です。

 

出題形式その4

4級より少し長い文章の読解問題
まず、6つある設問を読み、問われている内容をおさえた上で文章を読んでいきましょう。
設問の傾向としては、日本語でいうところの「てにをは」の理解、
短い中国語を日本語に訳す能力が求められる問題がほとんどです。

 

出題形式その5

日本語で書かれた短文を中国語に訳して書く問題が5問。
記述タイプの問題です。
4級と同じく3級における難関問題とも言うべきところです。
簡体字で作文する練習をしっかりしておきましょう。

もし本番で、簡体字で書けない!と焦ってしまっても、
空欄にだけはしないように。
日本語表記で書いても点数がもらえる場合もあります。

このように、ライティングの問題傾向は4級と大差ありません。
しかし、4級よりもさらに多くの
単語、助詞や接続詞、単位をマスターしておく必要があります。
特に、日本語では全て「また」と訳される「再」と「又」など、
中国語では細かく使い分けられている言葉には注意が必要です。

3級では紛らわしい表現の使い分けができるかどうかを試す問題がたくさん出題されます。
また、日本語には「もし」ときたら「~たら」と呼応するような組み合わせがありますね。
例えば:もし明日晴れたら、ショッピングに行こう!

その中国語バージョン、
たとえば、「一…就…」「因为…所以…」などを
使いこなせるかどうかもよく試されます。
例:因为今天下雨,所以没有出门。
意味:今日は雨だったから、外出しませんでした。

これらをしっかりとおさえて、
試験にのぞみましょう!

 

まとめ


いかがでしたか?
中国語検定3級の問題は4級よりも少し意地悪な印象を受けますね。
しかし、中国のドラマや映画を観て、
中国人同士の会話スピードに慣れれば対処できます。

さらに、単語練習と問題集の解きなおしを
十分にこなせば合格もそう遠くはありません。
これを基本として、あなたにぴったりな勉強方法で3級合格を目指しましょう!

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ライター紹介 ライター一覧

chopsticks

chopsticks

元私立高校教員(国語)
大学時代に中国語を学び、中国語検定3級を取得。
経学から史学、文学まで幅広く学び、現在は清代考証学を研究中。

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