中国語の単語を効率よく覚える「4つの方法」
まずは学習順番をきちんと理解する!
『話す→聞く→読む→書く』この順番が最も大事です。
中国語学習において、みなさん間違えがちなのがこれです。
聞く事や文法が一番大事だと思っていませんか?
しかし、いくら聞けて理解できる様になったとしても、
話せなければ意味がありません。
あなたは、中国語を『話す』ために学習をしているのはありませんか?
中国語を話せる様になるためのファーストステップは、『語彙力』です。
まずは単語をどんどん覚えて行く事で、話せる内容が増えてきます。
単語を繋げてでも、会話が成り立てば学習のモチベーションが上がります。
モチベーションを保てなければ、中国語学習は長続きしません。
せっかく勉強する意欲があるのに、途中でやめてしまっては
『もったいない!』ですよ。
ぜひこの記事で紹介する方法を実践してみてくださいね。
1.3つ以上の単語をまとめて覚える!
『漢字』を使っている時点で、あなたは半分中国語をマスターしています!
中国語の単語には日本語と似た単語がたくさんあります。
例えば:発音(发音)や音楽(音乐)など
漢字の差はあれど、同じ漢字を使ってほぼ同じ意味を表す単語も多いです。
そういう単語を見かけると、「音乐」は音楽のことか!と意味だけ確認して、
つい発音と四声を疎かにしてしまったりしませんか?
または、同じ漢字であるため、つい日本語の発音と混同してしまったりだとか……。
そうした混同を防ぐためにお勧めしたいのが、
覚えたい単語と同じ文字を使った単語を複数まとめて覚える方法です。
具体例:
「学习」という単語を覚えたいとします。
この単語を「学」と「习」に分解し、学なら「大学」や「学生」、
习なら「练习」や「习惯」など他の単語に関連づけます。
関連づけする単語は、覚えたい単語に関係するキーワードだとなお良いです。
ポイントは必ず単語の『発音』を意識して一緒に覚える事です。
そうしておくと、万が一「学习」の発音を忘れてしまっても、
「大学」や「习惯」の発音を思い出して補うことができるというわけです。
2.ピンインだけでノートを取ってみる
中国語学習は日本人が一番有利!
その最大の強みが『漢字』です。
しかし、それは時として大きな落とし穴でもあります。
こうした「漢字を見て読める気になってしまう」という状況を避けるために、
お勧めする方法が、漢字を一切使わずピンインだけで勉強ノートを作る事です。
漢字から得られる単語のイメージを取っ払って勉強することで、
単語の発音と意味を直接リンクさせるのに役に立ちます。
単語を覚える時だけでなく、作文をする時にも有効ですよ。
ポイントは自分が作ったノートを何度も読み返すことです。
ピンインしか書かれていないので、読み返すたびに中国語として内容を推測・理解しなければならない。
大変である反面、良い反復練習になります。
ピンインを声に出して読みながら勉強するとなお良いです。
最終的にはピンインを見ただけで、漢字が浮かぶ様になればその単語は完全にマスターしたと言えます。
3.実際に単語を使ってみる
単語を覚えるからには、やはりその単語を実際に使えなければ意味がありません。
使えるようになるためには、練習あるのみです!
そして単語の使い方を練習するためには、『作文』が一番です。
特に動詞や文法表現に関する単語については、必ずその単語を使った文を作ってみましょう。
内容はなんでも良いですが、できれば自分の経験に即した文章を作成することをオススメします。
自分の経験をもとに作った文章は、例文として頭の中に残りやすいからです。
また、自分のことを文章にして表現できるようになるということは、達成感やモチベーションにも繋がります。
中国語の先生がいるようなら、作成した文章を添削をしてもらうと良いでしょう。
独学で勉強されている方は、なるべくアウトプットの場を探して実際声に出して読んでみると良いでしょう。
語学力を身につけるには『話す』事が一番です!
たとえ使い方間違えたとしても、まったく恥ずかしい事ではありません。
間違えた時に、正しい使い方を覚えればいいだけの話です。
むしろ使い方を間違えた分、頭に印象深く残ります。
4.使いたい単語から覚える!
単語の勉強で一番やりがちなのが、テキストを丸々暗記する事です。
しかし、例えそのテキストの単語を全部暗記したとしても、
『あなたはそれを全部使いますか?』
単語は使わなければ忘れます。
例え全部暗記出来たとしても、使わなければそれは覚えてないのと同じです。
でも、自分が使いたいと思う単語は、覚えたらすぐ使ってみたくなりますよね?
それが単語を覚える一番の近道だと思います。
インプットばかりでは、ただ頭に詰め込んで行くだけで、
アウトプットしなければいずれ忘れます。
中国語に慣れるという意味で、日常的に中国語を聞くのはとても良い事です。
例えばテキストに付いてくるCDをスマホの音楽アプリに入れて、移動時間に聞くとか、
中国語の歌を聞いてみるなど。
ただ、それだけでは中国語を話せる様にはなりません。
大事なのは『話す』こと、『使う』ことです。
今はアプリや学習ツールが溢れています、
ぜひアウトプットする方法を工夫してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は私が実際に使った4つの勉強法を紹介しました。
ぜひ実践してみて、 あなたに合った勉強法を見つけて頂けたら嬉しいです。
なるべく無理をせず、自分のペースで中国語の勉強を続けてみてくださいね。
今後とも知りチャイナでは、中国語学習に役立つ情報を配信して参ります。
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