【2018版】生活に役立つ!話題の中国流行アプリ11選
この記事の目次
中国版のGoogle『百度』(バイドゥ)
中国ではネット規制が非常に厳しく、多くの海外サービスが使えません。
代わりに中国独自のサービスが続々と誕生しています。
世界最大の検索エンジン「Google」も中国では使用が規制されていて、
中国人が調べものをする際にはまず『百度』を使います。
「百度一下、你就知道」(百度で調べてみればすぐ分かる)がキャッチフレーズです。
スマホ版の百度では、ホーム画面に「推荐」や「热点」など最近のホットニュースを簡単にチェックする事ができます。
また、「关注」といった自分の気になる分野をフォローすることができる機能など、
使いこなせばかなり便利です!
使用感としてはYahoo!と似ているところがあるので、使っているとすぐに慣れると思いますよ。
SNSの代表格『微博』(ウェイボー)
『随时随地,分享身边的新鲜事儿』(いつでもどこでも身近な新しいことをシェアしよう)というスローガンの元、世界中で中華圏を中心に使用されているSNSです。
Google同様、中国では「Facebook」や「Twitter」などのSNSも規制されています。
そのため、微博のユーザー数はなんと5.6億人以上!
使用感はFacebook、Twitter、Instagramを合わせた感じです。
微博内では140字以内でツイートすることができ、
ユーザーは個人や企業、有名人も多く使用しています。
私が大好きな梁静茹や日本のくまモンも公式アカウントを持っているんですよ。
使い方は至ってシンプルで、ホーム画面の「找人」(人を探す)項目でフォローしたい人を検索するだけです。
ぜひ気になる中国の有名人などを検索してみてはいかがでしょうか?
また、自らツイートし発信することで中国語を使う機会も増えます。
微博は学んだ中国語をもっと使いたい!という方のアウトプットの場として最適だと思いますよ。
中国生活の必須アイテム『微信』(WeChat)
日本ではLine、中国ではWeChat、生活に欠かせないアイテムとなってきていますね。
機能はLineと似ているので、日本人にも馴染みのある仕様です。
中国へ行く際には、事前にダウンロードしておく事をオススメします。
Lineも中国では使用が規制されているため、WeChatがあれば連絡がスムーズになりますよ。
WeChatの機能は実に多種多様で、中国ではユニークな使い方もあるので2つ紹介させて頂きます。
例えば「万能的朋友圈,这句话是什么意思?〜〜〜」(万能な友達ネットワークよ、この言葉はなんて意味?〜〜〜)とつぶやきます。 すると、Wechat内の友達でその言葉を知っている人が回答してくれるというわけです。
この機能、部屋探しなどにも使えたり、まさに万能ネットワークですね。 以前、私は留学を終え部屋を引き渡す際、この機能をうまく使い次の住人を見つける事ができました。
例えば大学内で落とし物をして、大学の何号室で無くしたなどを公開すると、実際に紛失物が同級生を通じて持ち主へ戻ってくるということもあるようです。 飼っているペットをWechat通じて見つけたりと、SNSが持つ可能性は無限大ですね!
電子マネーアプリ『微信支付』(ウィーチャットペイ)と『支付宝』(アリペイ)
中国の電子マネー市場9割を占めるのが『微信支付』と『支付宝』です。
今中国では、スマホさえあれば外出できるほど、電子マネーが飛躍的に普及しています。
つまり、現金を持ち歩く必要がない時代になって来ているのですが、
本格的な使用にはどちらも中国の銀行口座が必要になるのが残念です。
最近は日本でもウィーチャットペイやアリペイで支払い可能なお店が増えてきましたね。
中国人観光客の増加に伴い、電子マネーで支払い可能なお店の方が圧倒的に買い物をしてくれるからです。
中国人観光客の集客を考えるなら、まずは電子マネーの導入を検討してみるのも良いかもしれません。
上級者向け中国語学習サポート『微信读书』(中国小説が読めるアプリ)
中国語上級者の学習において、非常に役立つアプリです。
書店で中国語の小説を取り扱っているところは少ないし、品揃えもそれほど良くないので、
このアプリでは簡単にダウンロードする事ができます。
また、一部無料でダウンロードできるので、まずは無料で試し読みするのもオススメですよ。
いきなり中国語の小説を読むのに抵抗がある方は、日本小説の中国語版を試してみるのも良いでしょう。
まず日本語で読み、内容を把握してから中国語で読んでみると語彙力がぐんとアップします。
試しに読んでみると意外とわかる!と自信を持つきっかけにもなるでしょう。
みんなのライブ配信プラットフォーム『斗鱼直播』(ドーユ)
中国のライブ配信アプリです。
最近FacebookやInstagramではライブ配信が流行ってますよね?
一般の方が自分を実況中継し、視聴者とメッセージを交換したり、使用感はYoutubeに少し似ています。
例えば、旅先で自身を撮影し実況中継したり、歌やダンスなどの動画をアップします。「ユーチューバー」の様に多くのフォロワーを集め有名になる人もいます。
すべての中国語を聞き取るのは難しいですが、試しに一度見てみるとなかなか楽しいものです。
日常的に中国語と触れる事は、中国語学習において非常に重要な事です。
ぜひアプリなどをフルに活用し、楽しく中国語学習を続ける工夫をしてみましょう。
中国映画やドラマの視聴アプリ『爱奇艺PPS』と『腾讯视频』
映画やドラマで楽しく中国語を学習するのはいかがでしょうか?
または、学習成果を試すという意味でも映画&ドラマはオススメです。
この2つのアプリは、日本語字幕が付いてないので、ご自身の勉強成果や今後の課題が明確に分かると思います。
無料で視聴できるものが多数ありますので、ぜひお試しください。
中国の映画&ドラマのオススメはこちらの記事を参考にしてくださいね。
毎日更新!故宮博物館の展示品と出会えるアプリ『毎日故宮』
中国でじわじわ人気が高まって来ているアプリ。
毎日1つ故宮博物館の展示品がアップされ、過去にアップされた展示品も見られる様になっています。
古典や歴史好きな方にぜひオススメしたいアプリの一つ。
また、展示品の解説を読む事で中国語力UPにも繋がります。
私は友人の勧めでこのアプリをダウンロードしましたが、まるで故宮博物館の年間パスポートを持った気分になりました。
歴史あるお宝に毎日触れることができ、心の豊かさを得られる素晴らしいアプリだと思いますよ。
無料アプリなので、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
日本のゲームアプリ『旅かえる』が中国で大流行!
自由気ままに旅するカエルを育てる日本のゲームアプリ。
これが中国や台湾で空前の大ブームを起こしているのをご存知でしょうか。
中国版アップルストアの無料ゲームランキングで2週間以上1位を獲得しています。
SNSなどで”放置でいいから楽”、”かえるが可愛い”、”かえるが撮ってくる旅先の写真が綺麗”などのつぶやきが多く見られます。
また、かえるの中国語「蛙」(ワー)と子供を意味する「娃」の発音が似ている事から”自分の子供みたいで、旅から帰ってくるのが待ち遠しい”など、中国人の旅かえるファンは今後も増え続けそうですね。
『旅かえる』の制作会社は、中国でこれだけ流行るのは想定外だったのでしょう。
中国市場に乗り出す企業様は多数ありますが、
思わぬところから大成功を収める事もあるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
中国アプリは基本的に日本でも使用可能なものが多いです。
中国語表記なので、初めは苦労されると思いますが、
中国語学習のツールとして挑戦してみてはいかがでしょうか。
気になるものがあったら、ぜひダウンロードして使ってみて頂けたら嬉しいです。
中国で流行しているアプリはまだまだ紹介しきれませんが、
今回は中国生活で欠かせないアプリを紹介させて頂きました。
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