「あなたも誤解しているかも?!」日本と中国の文化・習慣の違いを紹介します
この記事の目次
感覚の違い「そもそもの当たり前が違う!」
性格
日本は「わびさび」を古くから大切にし、人に対して配慮や気配りをする、まさに「おもてなし」を大切にしています。
欧米の様なオープンではなく、特に恋愛は別です。
中国人の情熱的な部分は良く言えば「情に厚い」ところです。
また、大雑把なところがあるので、日本人からすると「配慮が足りない」、「マナーが悪い」などと捉えられる事もあるかもしれませんね。
法律
(法律で定めはないですが、学校教育では未成年の飲酒はもちろんNGと教えています。
ただ、日本ほど厳しくないのも現実です。)
交通ルール
青信号であったとしても、曲がる車が日本の様に譲ってくれたりはしませんので、
中国で道を渡る時は十分に気をつけましょう。
新学期のタイミング
中国:9月
接客態度
ホスピタリティが非常に高いのが日本の接客業・サービス業だと思います。
日本人からしたら「え?機嫌悪いの?」や「態度悪い」と思ってしまう人も少なくないでしょう。
しかし、中国ではそれが普通です。
「並ぶ」という認識
例えばラーメン屋さんや銀行、駅のお手洗いなど。
並ぶ事が当たり前で、常識であるとほとんどの日本人は思っています。
人口が多いからなのかもしれませんね。
「われ先に」という風に日本人の目には写っているかもしれません。
日本に長く住んでいる中国人は一度は経験した事があるかもしれませんね。
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感情表現の違い
お礼
例えば「先日はありがとうございました。」など、
後日になってまたお礼を繰り返したり、重ねてお礼を申し上げる事も多々あると思います。
お世話になった時や感謝を伝える時は、その時その場でストレートに伝えます。
日本と少々タイミングのずれがある様に感じますね。
ほめる
例えば上司の奥さんを「お綺麗ですね」などと褒める事もあったりしますよね。
この社交辞令があるから、人間関係が円滑に回ることも少なくないはずです。
つまり、褒められるのが大好きです。
ただし、異性の外見的なところを褒めると、その人に対して「気がある」と捉えられてしまう
事もあるので、相手によっては「気立てが良い」など内面を褒めるのがおすすめです。
謝る
謝ることで相手に許しを頂き、事が解決すると思う人も多いはず。
それは、謝ったところで解決しない事の方が多いからです。
逆に、簡単に謝ってしまうと責任を取らされることだってあります。
責任を取りたくないからと聞くと、欠点のようにも聞こえますが、これはビジネス上のスキルとも言えるのではないでしょうか。
謝っても起きてしまったことが元に戻る事はありません。
であれば、謝る事よりも解決することの方が重要と中国人は捉えます。
あなたもただ謝られるよりも無事にビジネスが成功する事の方が嬉しくありませんか?
「結果オーライ」という言葉がありますが、中国人の考え方に少し近いのかもしれませんね。
物事の伝え方(言い方)
日本では一般的にはっきりと皆まで言わない事が多いですよね?
また、よほど親しい人でない限り、個人的な事を根掘り葉ほり聞いたりもしません。
「遠回しに言う」という文化がなく、率直に物事を言う事は悪い事とは思っていません。
時として、正直に言ってくれた方が良いと思う時もあります。
また、親しくなりたいから隠し事をせずなんでも質問してしまう一面もありますが、
日本人にとっては「デリカシーがない」と思ってしまう人もいるかもしれません。
空気を読む
一度は聞いた事がある言葉ですよね?
日本では、たとえ親しい人でも、遠慮したり相手に対して気遣いをします。
また、「空気を読む」は海外ではあまりなく、日本独特の文化の様な気がします。
良い意味でまったく遠慮はしません。
その代わり困った時は必ず手を差し伸べるので、
見方を変えれば「情に厚い」という事になるのではないでしょうか。
また、「空気を読む」という言葉は中国語にはありません。
先ほども言いましたが、中国人はストレートに物事を言う性質ですので、
「空気を読み遠慮する」という概念がそもそも中国では一般的に考えられていないのです。
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食文化やレストランマナー
料理の出し方
懐石料理などは基本的に上品なスタイルで、一品ずつ綺麗に盛り付けて提供します。
中国では、大人数で食事に行く事が一般的です。
また、食べきれないほどの量を出すのが「中国流」のおもてなしなのです。
食べ物を残す
多くの日本人は幼少期に食べ物を粗末にしてはいけない、だから残さず食べなさいと教わったと思います。
もちろん、たくさん残ってしまった場合はテイクアウトも可能ですよ。
お箸のマナー
また、「渡し箸」は葬儀で骨を拾う際、行われる行為なので、タブーとされています。
渡し箸のルールも中国にはありません。
もし周りに日本に来たばかりの中国人がいたらぜひ教えてあげてくださいね。
乾杯のルール
日本では全員分の飲み物が揃うのを待ち、乾杯してみんな一斉に飲み始めるのが普通です。
先に飲んでしまうと、えっ?という顔をされたりしますよね。
中国では「乾杯」の概念が日本と違います。
乾杯は盛り上がって来たらします。
また、日本の乾杯とは違い「飲み干す」のが一般的です。
持ち込みとゴミの片付け
また、野外などで飲食した場合は、綺麗に片付けて帰るのが日本では常識です。
他店の食品を持ち込んでも怒られません。また、数人で行った場合、全員が何か注文する必要はなく、
何人かはそのお店で何も注文しなくてもマナー違反にならなかったりします。
さらに、そのお店内で出たゴミはそこに置いたまま帰ります。
ファーストフード店も、日本のようにセルフで片付けたりしません。
これは「片付けは店員さんの仕事」という認識があるからです。
もちろん、高級店などダメなところも多くありますので、ご注意を。
誕生日
「祝ってくれてありがとう」という気持ちです。これは日本とまったく逆ですね。
中国でお誕生日を祝ってもらう時は気をつけましょう。
人数を呼びすぎると大変な事になります。(笑)
冷たい食べ物
例えば「おにぎり」や「冷やし〜」など。
しかし、今はコンビニの普及でおにぎりなどをランチに食べる人も多いですし、お寿司などの日本食文化も浸透しています。
麺を「すする」
マナー違反ではなく、むしろ美味しく頂いているという認識がありますが、
今世界でも話題になっている「ヌーハラ」という言葉ができたくらい、これは国によって全く捉え方が違います。
中国では、日本より麺が短く、音を出さずレンゲに麺を乗せて食べるのが普通です。
しかし、近年日本のラーメンが大人気なので、今はすすって食べる人も多いようです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「日本と中国」文化の違いについてまとめました。
まだまだ他にもありますが、これだけお互いを知っておけば、
少しは誤解も減るのではないのでしょうか?
アジアでは、似た様な文化がいろんな国でありますが、
細かいところが違ったり、捉え方や考え方が違ったり、
その違いが誤解や嫌悪感を生んでしまっては勿体無い気も致します。
ぜひお互いを理解し、お互いの文化も理解して頂けたら嬉しく思います。
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