台湾在住の日本人が教える【4大夜市のおすすめグルメ10選】
この記事の目次
宁夏(ニンシャー)夜市
ここは中山駅や双連駅から歩いて行ける夜市。
小さいながらもグルメの宝庫で、美味しい台湾グルメの屋台がたくさん並んでいます。
私が台北で一番好きな夜市です。
ここでおすすめの絶品グルメは3つあります。
芋丸・芋餅(タロイモを使ったドーナツ)
芋丸は中に何も包んでいない丸いドーナツ状のもの。
芋餅は中に「蛋黃」という塩味の卵黄餡を包んでいるもの。
食感は、外サク中フワでまさに絶品です!
揚げ物にも関わらず何個でも食べられちゃうくらい軽いんです。
いつも多くの人が列を作っていますが、回転が早いので臆さず並んででも食べて欲しい逸品です。
焼麻糬冰(お餅がのったかき氷)
これも夜市では大人気のグルメなので、かなり並んでます。
こちらのお店のお餅は本当にプルプルしていて、そこにざくざくとした食感のピーナッツパウダーがどっさり掛っているのが特徴。
見た目はきな粉もちに似ていますが、私はきな粉もちよりこっちの方が断然好きです。
そんな美味しいお餅とかき氷が合体!
暑い台湾ならではのデザートですね。
歩き疲れたら、ぜひこれを食べてクールダウンしてはいかがですか?
蚵仔煎(小粒の牡蠣のオムレツ )
こちらの人気のお店は宁夏夜市に2つあります。
一つは外側、もう一つは夜市の内側にあります。
どちらもたくさんの人が行列を作っているので、夜市を歩いているとどの店かすぐに分かると思います!
ちなみに蚵仔煎は台湾ではオーアージェンと呼ばれており、「蚵仔=オーアー」この読み方は中国語とは違い、台湾語の発音なんだそうです。
ここの夜市では、他にも紹介しきれないほどの人気グルメがたくさんあって、大行列の台湾風おにぎりのお店。
美味しい豆花(豆乳プリン)の店。
ちょっとチャレンジグルメで、豚の脳みそが入ったスープを食べれる火雞肉飯のお店などなど
ぜひお腹空かせて、色んなお店を食べ歩きしてみてくださいね!
饒河街(じょうががい)夜市
MRTの緑の路線の終点にあたる松山駅からすぐのところにあります。
ここもなかなかの台湾グルメが揃っています!
ここで絶対に食べて欲しいおすすめグルメを2つ紹介します。
药炖排骨(骨つきのあばら肉の漢方スープ煮込み)
ちょっと薬っぽい匂いはしますが、スープの味付けの美味しさがそれを上回っているので、
ぜひ味わって頂きたい体にも良い逸品。
これを出している屋台はいくつかありますが、混んでいるお店を選べば間違いないですよ。
胡椒餅(台湾式おやき)
たっぷりのコショウやネギなどで味付けしたお肉を包んだパン。
日本のおやきにも少し似ています。
それをツボのような形のかまどでじっくりと焼きます。
その場で作っているので、焼きたての熱々胡椒餅はまさに絶品です!
食べ歩きができるものなので、先に購入して食べながら夜市を回るのも楽しいと思います。
ここの夜市では、美味しい台湾グルメの他にも文鳥様が占いをしてくれる鳥卦があったり、糸で顔の産毛を抜く挽臉なんてものもあります。
そして夜市の入り口には、歴史ある立派な古い寺院もあります。
いろいろな台湾らしい体験ができる夜市ですので、ぜひ一度足を伸ばして見てはいかがでしょうか。
通化街(トンホァジエ)夜市(別名:臨江街観光夜市)
ここは台北を代表する観光スポット101から歩いて行けるところにあります。
美味しい食べ物も洋服も雑貨も全部楽しむことができる、夜市の醍醐味をぎゅっと詰め込んだ人気の夜市。
ここのおすすめ台湾グルメといえば3つあります。
塩水鸡(塩茹でした鶏肉など)
この夜市の道の中央にいくつか小さい屋台が並んでいますが、
一番人がいるところを見つければ盐水鸡発見です!
まず屋台の上に並んだ食材を選びます。
それをぶつ切りにして袋にひとまとめにしてもらえます。
お好みで辛味を加えてもらうこともできますので、気になる調味料があったら指をさして試してみるのも楽しいかもしれません。
冷たい料理なので、暑さの続く台湾では、いつでも美味しく食べることができる料理の一つです。
地元の人も晩酌のおつまみに良く買っています。
汤圆(台湾式白玉スイーツ)
甘いスープの中に白玉が入った台湾スイーツと言えばこれ。
日本の白玉と違うのは、中にあずきやゴマ、ピーナッツなどの餡が入っているので、味の変化も楽しむことができる逸品。
そしてスープにも色々種類があります。
ここで味わえるスープは2種類。
卵を溶いた酒釀(甘酒)のスープと、キンモクセイの花が散らばるシロップのスープ。
どちらも美味しいので、大人数で行った際には両方試してみるのも良いですね!
もしお腹がいっぱいで一つだけ…という場合は、日本人にも馴染みのある甘酒スープの方がお口に合うかもしれないですね。
仙草ゼリー(漢方ゼリー)
仙草とは紫蘇科の植物で漢方の一種です。
スイーツながらも体にもいいのだとか。
漢方と聞くと薬くさいイメージを持たれるかもしれませんが、意外にもそんなことはありません。
ゼリーとして美味しく頂けるようになっています。
台湾の方の舌に合う味なのか、一般的なゼリーに比べて甘さは控えめです。
それをタピオカやタロイモの団子などお好みのトッピングと一緒に食べます。
美味しくて健康にもいいので、旅で疲れた胃を労りたい方にオススメです!
他にも紫米で作った甘いお粥や、おいしい麻油鸡のお店なんかもあります。
また夜市の近くにある割包という台湾式ハンバーガーの店も美味しくて好きです。
洋服や雑貨の店も結構あるので、ゆっくり滞在してじっくり楽しんでくださいね。
ちなみに、台湾式のハンバーガーはパンがフワフワで軽いので、朝ごはんに良く食られているのを見かけます。
日本のハンバーガーと全然違うので、ぜひ一度試してみてくださいね。
師大(シーダー)夜市
日本からの留学生も大変多い台湾師範大学の近くある有名な夜市です。
師範大学なので、略して「師大」。
ここで絶対に食べておきたいグルメは2つ。
盐酥鸡(台湾式の揚げ物)
先ほど紹介した通化街夜市の盐水鸡と似ているのが、まずは、どっさり並んでいる食材から好きなものを選びます。
それをその場で揚げて香辛料などで味付けしてくれます。
盐水鸡が冷たいおつまみなら、こちらはホットなおつまみというイメージですね。
もちろん鶏肉もありますが、野菜や豆腐など色んなものを調理してもらうことができます。
個人的に好きな具は豆腐の揚げ物です。
中のお豆腐がふわとろですごく美味しいですよ。
味付けの香辛料はやみつきになること間違いなしです!
リーズナブルでビールのおつまみにも最高なので、地元の人も良く買っているのを見かけます。
卤味(煮込み)
これも盐酥鸡と同じく自分で食材を選ぶスタイルですが、こちらはその食材をスープで煮込みます。
お肉や野菜、ホルモン、卵、練り物など色んな具材がありますが、それとインスタントラーメンを一緒に煮込んで食べるのが、ちょっとジャンクでたまらなく美味しいのです。
好きな食材を選んだら、番号札を渡されます。
出来上がると番号を呼ばれるので自分で取りに行くスタイルなので、中国語で数字は聞き取れたが良いでしょう。
もしくは番号札を渡されずに出来上がると、材料を読み上げられて自分で取りに行くパターンもあるので、頼んだ食材をちゃんと覚えておきましょう。
この夜市は大学近くにあるだけあって、比較的リーズナブルでお洒落な飲食店が結構あります。
大学生好みの衣料品店も数多くあるので、ショッピングも楽しめるのが特徴。
美味しい台湾グルメを楽しみつつ、お土産なども買えちゃうのが嬉しいですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
夜市はまるでお祭りのような雰囲気で、訪れた方は皆とてもワクワクして楽しんでいる姿を良く見かけます。
日本のお祭りはほとんど夏に開催されるのですが、台湾の夜市では「毎日」その雰囲気を楽しめるんです!
美味しい台湾グルメの見つけ方は、台湾人(地元の人)が並んでいるところは間違いないです。
ちょっと大変ですが、並んでみると美味しいグルメに出会うことが出来るはずです。
最後に1つだけ、注意して頂きたいのが、台湾は安全とはいえ、外国にかわりはないです。
夜市など観光客が多く訪れるところでは、スリやお釣りのごまかしなども多少あります。
台湾を楽しく観光して頂くためにも、外国にいるという意識を持ち、手荷物はしっかり前に抱えるなどの工夫は忘れないようにしておきましょう。
台湾へ来る際に、ぜひこの記事が参考になれたら嬉しいです。
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